2017 AES NY Report Vol.5

2017 AES NY Report Vol.5では、それぞれのブースで気になった機材をピックアップしてレポートします。

 

DynaMount/Echo-PT

 

 

昨年のInterBeeにて弊社輸入事業部M.I.D.が初お披露目したDynaMountのX1-R/V1-Rは、縦軸/横軸+パニングの可動域で主にキャビネットのマイキング・ポジションの微調整に便利なモデルでした。

今回のAESでは、音声信号にAES67規格を採用したDynaMountの新製品「Echo-PT」が展示されていました。

 

現行X1-R及びV1-Rがレコーディング、オンステージ用途に特化したモデルであるのに対し、Echo-PTはブロードキャスト用途を視野に入れた新モデルです。

 

LAB/Internet経由でマイクロフォンのポジショニングを操作する基本的な概念に変更はないものの、AES67規格による音声信号の創出、カメラオプションの追加でソフトウェアベースの映像モニターが可能となり、さらにスポットのリアルタイムモニタリング、改良されたモーターによるスムースな動きと静音化など、現行モデルをブラッシュアップした画期的な製品となっています。

 

 

 

例えば、野球場のバックネット裏にEcho-PTを設置して指向性の強いマイクロフォンをセットし、音声を収録したい方向、攻撃側のチームが陣取るレフトスタンド方面に、オンボードカメラで映し出される映像をモニタリングしながらマイクをパニング(+ティルト)してピンポイントで声援をキャプチャする、といった活用方法など、スタジアムやコンサート会場などでの使用を前提としているため、AES67規格を採用することでロスなく長距離の伝送が可能となっています。

 

 

また、ソフトウェアにも改良が加わり、バーチャルのジョイスティックが画面上に現れ、移動させたい方向にドラッグしていくと滑らかに映像とともにマイクロフォンの向きが動いていくなど、より実用性が高く扱いやすいユーザーインターフェイスとなりました。
価格はまだ未定ですが、2018年販売開始予定となっています。

 

 


去年のAES記事です:http://mp-review.jugem.jp/?eid=341

 

 

 

REDCO AUDIO

 

 

プライベートスタジオユースに最適なCUEユニットのご紹介です。
以前にもRedco Little Red Cue Box(どちらかというとヘッドフォンディストリビューター)というステレオインプット(アンバランス)4ヘッドフォンディストリビュート(カスケード使用可能)のかわいらしい商品について、価格も$129USと安価なモデルということでお問い合わせを頂いたことがあります。

今回P2M・P2Sといったバランス入力対応のステレオCUEボックスが展示されていました。マスターユニットが$229US、スレーブユニットが$189USと安価です。日本上陸がないか期待したいところです。

 

マスターユニットとスレーブユニットは、専用の5Pinケーブルで接続します。
マルチインプット仕様ではありませんが、簡易コミュニケーションシステムの構築には一役買いそうだと思いませんか?

 

宮地プロフェッショナル事業部
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