2016 AES Show Report!Day3:Slate Digital Part 2

この記事は2016.10.02 Sundayに書かれたものです。
販売金額や購入特典等は掲載当時のものになり、現在とは異なる場合がございますのでご了承ください。 (古過ぎる記事の場合はこちらより最新の情報を閲覧下さい。)

 

話題のVMS(Virtual Microphone System)間もなく日本でも…!? Welcome to the future of microphones!

 

Slate Digital Part 1ではFG-Stressを取り上げましたが、Part 2ではVMS(Virtual Microphone System)を掘り下げます!

 

2016 AES Show Report!Day2:Slate Digital Part 1 / FG-Stress >>

 

2014 NAMM Show直前に発表され、会場の話題を攫ったVMSは、まさにマイクロフォンの未来を感じさせてくれますが、いかんせん発表から早2年…皆様も待ちに待ったプロダクトが先日、ついにアメリカ本国で出荷開始された模様!Slateブースでも今まで以上にVMSに注力したデモが行われていました!

 

 

VMSとは、高額かつ貴重なビンテージマイクロフォンのサウンドを再現するシステムで、下記3点のハードウェア及びソフトウェアで構成されています。

 

・スーパーフラットなコンデンサーマイク ML-1

・ウルトラクリーンなプリアンプ VMS-ONE

・精巧にモデリングされた VMS plug-in software

 

つまり、専用ハードウェアで出来うる限りクリアに収録し、専用ソフトウェアで変化を加えるシステムなのですが、考えてみればそりゃそうだという内容なのに、今まで実現しなかったのは、マイクロフォンの個性であるトランジェントや倍音、レスポンスといったものを再現すること自体、一筋縄にはいかない事案でだったのでしょう。

 

気になるサウンドは、発表当時もかなりのレベルでしたが、コンベンションで試聴する度、順調にブラッシュアップされ、世に出るのに十分な実力となりました!

先日、Slate氏が発表した最新のPVで、その実力をご堪能ください。

 

 

余談ではありますが、日本国内でも人気を博している同社Virtual Preamp Collectionは、元々はVMS-ONEのために作られ、先行してスピンアウトしたプリアンプモジュールですから、VPCを既に愛用している方は、VMSの実力の一部を先行して体験していたことになりますね!

 

この実力の高さを知ってしまうと、VMSハードウェアを複数台用意した多チャンネル録音がしたくなってしまいます…ビンテージマイクロフォンとビンテージプリアンプのサウンドをふんだんに使うなんてことも、VMSなら実現可能ではないでしょうか!?専用の多チャンネルプリアンプ(VMS-EIGHTとか、VMS-ThirtyTWOとか…笑)も需要が出てきそうです。(私が欲しい…)

 

そしてそして、気になるマイクモジュールのラインナップと、それの元になったマイク型番をブースで教えてもらえました!

 

【基本マイクモジュール】

・FG-251 / E LAM 251

・FG-47 / U-47

・FG-800 / SONY C-800G

 

【追加マイクモジュール】

・FG-12 / C-12

・FG-67 / U-67

・FG-M7 / Shure SM7

・F-269 / Neumann M 269

・FG-800M / SONY C-800Gオールドモデル

 

【プリアンプモジュール】

・FG-73 / Neve 1073

・FG-76 / Telefunken V76

 

錚々たる顔ぶれ、すべて所有するにはお財布にいくらあればいいのでしょうか。さらにメンテンス代といったランニングコストも加味すると…なんて無粋なことは置いておいて、VMS-ONEには、さりげなくDI機能も付いてますので、プリアンプモジュールのみを使用したライン録りでビンテージフレーバーを付加するなんてこともお手軽に実現できてしまうのは、夢のようです。

 

気になる価格はMAP$999というビックリプライスなため、専用マイク及び専用マイクプリの品質が気になるかと思いますが、ご安心ください。手にとって、試して、じ〜っくり調べた限りでは、メーカーであるSlate Digitalの本気度が伝わってくる、価格以上に良い作りをしたハードウェアでした!

 

日本国内での取扱は、Slate Digitalと調整中ですが10〜11月頃を予定しているとのこと!皆様の制作環境を間違いなくエンハンスする製品が世に出るのは本当に嬉しい限りです。

VMSがキッカケでビンテージマイクロフォンにハマってしまった場合は、ご遠慮なくMIYAJI Professional Divisionにご相談くださいませ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

宮地プロフェッショナル事業部
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