2016 AES Show Report!Day2:Avid Part 2

この記事は2016.10.01 Saturdayに書かれたものです。
販売金額や購入特典等は掲載当時のものになり、現在とは異なる場合がございますのでご了承ください。 (古過ぎる記事の場合はこちらより最新の情報を閲覧下さい。)

 

昨日のレポートに引き続き、Avid Part 2のレポートをお伝えします!

今回のレポートは、「Pro Tools | MTRX」を中心にお伝えします。

 

 

 

新製品のPro Tools | MTRX、昨日のショーレポートで少しだけご紹介しましたが、それもそのはず…なのです。

昨日1日目の閉場間際に、会場に到着したとのこと。どうやら、今回のAES SHOWに急遽間に合わせたようです。

そのため、フライヤーもなく。。

 

今日はブースにていろいろとお話を聞いてきたので、お伝えします。

 

>>Pro Tools | MTRXの特徴

 

Pro Tools | MTRXは、Pro Tools | HDX 及びHD Nativeと組み合わせることができる、パワフルな64chオーディオインターフェイスです。

DADの優れた音質を誇るAD/DAを搭載し、モジュール形式で必要な端子/チャンネルを選択可能です。AD/DAだけでなく、AES3、MADI、Danteを扱えます。ルーティングも非常に自由にアサイン可能です。

プライベートスタジオにも、業務レコーディングスタジオでも、ライブレコーディングでも有用なコンバーターと言えます。

 

・S6, S3及びその他のEuConサーフェイスと使用することで、より充実したモニター・コントロールや柔軟なルーティング機能を実現可能
・高性能な64チャンネルPro Tools | HD インターフェイスとして使用可能です。
・AES3, MADI, Dante, 及び/またはSDI I/Oを通じて、スタジオ機器とのルーティング/接続がスムースに行なえます。
・ Pro Tools からリモート・コントロール可能な高性能マイク・プリをオプションとして追加可能です。
・8 x 8チャンネルのカード・スロットを使って必要に応じたカスタマイズが可能です。
・ワードクロック, AES11, ビデオ 及び全てのデジタルI/Oを通して、他のシステム機器との同期が行なえます。
・入力時の自動サンプルレイト・コンバージョンが行なえます。

※MADI, Dante, 及びSDI I/O カードは別売予定

 

Avidページ:

http://www.avid.com/pro-tools-mtrx

 

>>しかしながら細かな仕様は…まだ未確定!!

 

初お披露目!のPro Tools | MTRXですが、細かい仕様や価格などは、細かい仕様は未確定とのことでした。

まだプロトタイプに近いもののようで、製品版は異なる仕様になるかもしれないそうです。

ただ、このフロントパネル(特に右側の液晶)と仕様は、見ればみるほどDAD AX32にそっくり。

DADにも話を聞いてみましたが、DADとの共同開発?のようです(DADによるOEMのようなもの)。

 

 

 

 

個人的な印象としては、「Apogee Duet/Quartetが、Avid社と協力して、Pro Tools Duet/Quartetをリリースした」に近いものかな、と思います。

 

つまり、Avidとしては、自社でハードウェアを開発/販売するのではなく、サードパーティーのハードウェアメーカーと協力し、Avidブランドとして、製品をリリースする、と。そのため、協力元のメーカーがリリースされている製品と全く同じかと言うと、そうではないものと思います。実際、Pro Tools Duet/QuartetのAudio I/Oは、Mac/Windowsに両対応しています。

※Apogee Duet/Quartetは、Macにのみ対応。Windowsには非対応

 

Avid印で製品がリリースされることで、Pro Toolsで使用したときのマッチングや機能拡張などメリットは大きいでしょうし、個人的にはとても素晴らしい製品と思います。

 

>>Pro Tools | MTRXは、どんなシーンで活躍するか!?

 

Pro Tools | MTRXには、様々な接続端子と、拡張性を持っています。

つまり、ユーザーのみなさんがご使用になる様々なシーンに合わせた仕様を、アレンジしてオーダーが可能になるものと思います。

 

ポイントは、以下と思います。

 

・AD/DAだけでなく、Digilink、MADI、Danteの信号を双方向に取り扱える

 

これらの機能が、1台で収まってしまうということは、非常に画期的なことです。

なぜなら、これらの機能をPro Tools | MTRXで行うとすると、たくさんのハードウェアが必要ですし、接続や設定も非常に複雑になります。

 

 

Pro Tools HDXとPro Tools | MRTXをDigilink miniケーブルで接続するだけでなく、MADIやDanteも一緒に扱えるため、例えば「ライブ レコーディング」や「大規模なレコーディング」にも対応します。

 

DAD AX32を操作するリモコン・ソフトウェアであるdadmanや、AX32の接続を例にします。

 

 

このように、ADに入ってきたアナログ信号を、Pro Tools HDXに送ったり、同時にDanteやMADIにも送ることができます。

自由なルーティングが可能なのです。

 

 

このように、アナログ信号と、イーサネットによるDante接続と、AES3とMADI、Digilinkなど様々な接続のハブとしてAX32が機能します。

個人的においしいなと思うのは、Danteも扱えることです。これにより、メインのレコーダーであるHDXのシステムとは別に、サブシステムとしてDante経由でレコーディングができたり、Dante対応のヘッドフォンアンプをキューボックスとして使用できたり(Danteなので、イーサネットケーブル1本で接続できます)します。

 

いずれにしても、Pro Tools | MTRXの仕様はこれから決まってくるようなので、皆様ご期待ください。

 

 


 

 

 

 

 

宮地プロフェッショナル事業部
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