2015 NAB Show Report!Special:NABで注目のDAWはMERGING Pyramix??



いよいよ開催が迫って来た2015 NAB Show!昨年もPyramix 9 / Hapiの登場をはじめ、Ravenna Core Audio Driver等の話題が豊富だったMERGINGが注目か??


世界最大の放送機器展!という触込みから、毎年4月にLas Vegasで開催されるNAB Showの印象を、どうしても音楽関連の話題が少ない様に思えてしまう方も多いかもしれません。
しかし!超巨大なLas Vegas Convention Centerが舞台となり、到底全てを見て回れない数を誇る放送機器メーカーが出展しているから目立たないだけであって、音楽関連もAES等に引けを取らない展示スペースを持っているのです!
確かにNABのタイミングで大きな発表を行う音楽関連メーカーは少ないかもしれませんが、一昨年はAvidがPro Tools 11 / Media Composer 7の同時発表を行いましたし、昨年はFairlightが新たなクリスタルコアCC-2を発表したり、孤高のDAWメーカーともいえるMERGINGが、Pyramix Ver.9の発表を行っているのです。

2013 NAB Show:Media Composer 7 & Pro Tools 11  >>

2014 NAB Show:Fairlight >>

2014 NAB Show:MERGING >>

中でも、弊社でMassCore DSD 16tr Test Drive!と銘打ったレンタルシステムを開始したMERGING Pyramixは、ポスト・プロダクションにもその存在を希求する事から、NABで大きな発表がなされる事が多いようですね!

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担当:梓澤/深澤

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もちろん、ポスト・プロダクションやカムコーダー、ベースバンド伝送、ストレージにいたるまで、現在では音楽と切っても切り離せない存在となった映像関連機器も、どんな驚きの発表があるのか???いまからワクワクしますが、ここでは新たな動きがありそうなMERGING Pyramixについて取り上げてみたいと思います。



まずは昨年リリースされたPyramix 9を振り返ってみましょう。

大きなトピックスとしては、Pyramix Virtual Studio Coreが64bitアプリケーションとなった事に伴い、MassCore Optionも64bit化されたことがあります!
これによって、従来からPyramixの中核を成していたDSPエンジン、Mykerinousは終息する方向となり、HORUS / Hapiで実現されたRavennaを中心とした、より新しくシンプルなシステム構成を行う事が出来る様になったのです。

64bit化によって、元々定評のあるサウンドにさらに磨きがかかった事はもちろん、どちらかと言えば無骨な見た目のインターフェイスと言えたルックも、ご覧の様なカラフルなものへと様変わりし(従来通りのルックにする事も可能です)まるでPro Toolsみたいな感覚で使えそうですね???
フェーダーを含めたオートメーションやフェードが書き込まれているインターフェイスをご覧頂いてもお分かりの様に、PCMやDXDプロジェクトであれば、他のDAWとなんら変わらない使い心地も実現しているとも言えるでしょう。



そのオートメーションに関しても、PyramixがEuConに対応した事により、柔軟なコントローラー選択が可能になりました!
もちろん、世界最高峰のコントローラーと言えるTANGOを駆使した方が快適とはいえるのですが(笑)
元々DAWメーカー向けの開発を行っていたMERGINGですから、こういったあたりにもオープンな姿勢を見る事が出来ますね。

ただ、唯一残念なのはMac対応は全く予定されていない、という事でしょうか。
昨年の2014 NAB Showでは、驚くべき事にRavenna Core Audio Driverのリリースを実現してくれたので、淡い期待は持っていたのですが、いろいろと難しい(?)側面もあるようです。

その代わりという事でもありませんが、Ravenna Core Audio Driverの登場によって、世界最高峰のADAコンバーター/インターフェイスと言えるHORUS / Hapiが、Mac対応DAWで使用可能になった事は大きな事でしょう!
もちろん、HORUS / HapiはPro Toolsで使用する事も可能です!



つい最近も、拡張スロットを2つしか持たない、Hapiのためにあるような拡張カード「8ch ADC/DAC Card PCM」も発表!
これであれば、カード1枚で8ch AD/DAが可能になり、Hapiに2枚搭載する事によって、16 In/Outも可能になるでしょう。
もちろん、アナログ・カードを1枚にしておいて、MADIカードを追加する事も可能ですし、様々な構成に夢が膨らんでしまいますね!(出来ればDSD対応カードにして欲しかったんですが・・・)

ここまででざっと、昨年を通したPyramixの進化を振り返ってみましたが、今回の2015 NAB Showでは、早くもPyramix 10がリリースされるのでは???というウワサも漏れ聞こえて来ています。
既にサラウンドには対応しているPyramixですが、それを操作する上で画期的なコントロール方法、インターフェイスが実装されるとのウワサもあります。

実際には発表があるまでのお楽しみ、ということになりますが(笑)ミュージックだけでなく、マスタリング、ポスト・プロダクション、ブロードキャストを含めた様々なユーザーに愛され、フィードバックがあるPyramixですから、ますます孤高の存在として磨きをかけたアップグレードを実装してくる事でしょう!

その他にも、いよいよクラウド・コラボレーションが実現するAvidなど、盛りだくさんの内容になるのは間違いないであろう2015 NAB Show!
今回もMiyaji Professional Division特派員が、じっくりとレポートを行いますのでお楽しみに!
それでは、2015 NAB Show開催まで今しばらくお待ち下さい!

(文:Miyaji Professional Division:梓澤)


宮地プロフェッショナル事業部
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